初摘み新茶
新茶の季節到来です。
静岡茶業は「どうなっちゃうん」だろう? と生産者は未来の姿を描けず「今年も悪ければやめようかな?」っと、少し落ち込んだ状態の中で新茶シーズンを迎えました。
特に機械化が出来ない急傾斜のお茶畑では品質が良くても重労働に見合った市場販売価格では再生産が出来ず、放棄茶園となる運命のみが迫っています。
それでも、年に一度明るい笑顔で溢れる景色が見られます。
今日は「地元のお茶を学ぶ子供たち104人」が急傾斜のお茶畑で「新茶摘み体験」です。
有機茶園なので虫も居ますが、生命力を感じる新芽がスクスクと若草色に育ち輝きを増しています。
風に揺れる新芽と赤白の帽子が織りなす景色は静岡茶の元気色かな?と思います。
コロナ感染に充分に注意して参加をしたいと先生からお話を頂きましたので、少し時間を短縮して笑顔溢れるお茶摘み体験です。
コロナなんかに負けないぞ!って、子供たちがお茶畑で万歳~~~
昼から製茶加工をして、後日子供たちに渡し「お茶入れ体験」も出来ます。
生産者が個々に出来る事はほんの少しですが、未来のお茶好きさん育成にお茶畑から手を上げて笑顔を見守る事くらいは出来るだろうと思います。
些細なことをきっかけに・・・
お茶の消費拡大と「お茶畑の景色が残せる」行事にも成ると好いなと思います。
大変だけど「農園の新茶摘み体験教室」が出来、いよいよ新茶シーズン幕開けです。
ご予約を頂いて居る皆様、少し早めにお楽しみ頂けそうです。 らっき~
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