令和4年の新茶ごあいさつ

皆様お元気にお過ごしでしょうか。
いつも農園のお茶をご愛顧いただきまして、ありがとうございます。
昨年は全国茶品評会「深蒸し煎茶の部」で一位、そして「有機茶農園のお茶が農林水産大臣賞」を
受賞したことから、広報掛川で大きく取り上げて頂きました。

販売の中では、生産者の顔の見える農産物と言いますが、お茶生産者からすると「笑顔で味わって
頂く光景」を想いながら生産すれば手抜き無し、愛情たっぷりは当たり前でしょう。
今年も、作り手と味わい手が結ぶ、ご縁を感じながら新茶シーズンを迎えられます。

冬にゆっくり休み栄養を蓄えた新芽がツクツクと早場所から出始め、後1週間ほどで遅場所でも新芽
が顔を出す予想で、南北間での生育差があり、じっくり美味しい新茶を生産出来そうです。

土づくりに励み、自然な生態系と生産仲間に恵まれた環境の中で「見守る栽培方法」ですが、
茶樹の生命力が新芽と言う赤ちゃんを育み、最高の加工方法を駆使して「美味しいね!」って
言って頂ける新茶を生産したいと思います。

争い事や目には見えないウイルスなど大変な世の中でも、心を豊かにしてくれる新茶はきっと、
安心して楽しめる体に優しい農産物だと思うのです。 「まさに旬」の新茶を、ご期待ください。

令和4年 卯月    お茶畑や松下園 一同

写真は、4月上旬の新芽の生育状態です。どこかに虫食いの穴がありますが、微笑ましい感じがします!